イタリア旅行記④ジェノバ編

日記

海と歴史が織りなす港町の美味 – 夏のジェノバ美食旅行記

皆さん、こんにちは!料理人のかきやんです。イタリア美食旅行記、今回はリグーリア海の中心都市、ジェノバの魅力をご紹介します!かつて海洋共和国として栄えたジェノバは、独特の文化と美味しい食 traditions が息づく街です。

ジェノバに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは広大な港の景色です。歴史を感じさせる古い建物と、行き交う船のコントラストが印象的。シンボルである**ランタン(灯台)**は、遠くからでもその存在感を放っています。

海上交易で栄えた歴史都市

ジェノバは、中世から海洋貿易で繁栄した強大な海洋共和国でした。その歴史は、迷路のように入り組んだ旧市街**「カルッジョ(Caruggi)」**に色濃く残っています。狭い路地を歩いていると、まるでタイムスリップしたような感覚になります。

壮麗な宮殿が立ち並ぶ**ガリバルディ通り(Via Garibaldi)**は、世界遺産にも登録されており、当時の繁栄を今に伝える貴重な場所です。

ジェノバの食卓を彩る海の幸と山の幸

ジェノバの食文化は、豊かな海と背後に広がる山々の恩恵を受けて発展しました。新鮮な魚介類はもちろん、ハーブやオリーブオイルをふんだんに使った料理が特徴です。

ジェノバを代表するソース!バジル香るペスト・ジェノヴェーゼ

ジェノバ料理で絶対に外せないのが、ペスト・ジェノヴェーゼ(Pesto Genovese)

新鮮なバジル、松の実、ニンニク、パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・サルド、そしてジェノバ産の高品質なオリーブオイルをすり鉢で丁寧に混ぜ合わせたこのソースは、まさにジェノバの味そのものです。

シンプルながらも奥深い味わい!パスタ・アル・ペスト

ジェノバでは、このペスト・ジェノヴェーゼを様々なパスタと合わせて楽しみます。特に有名なのは、トロフィエ・アル・ペスト(Trofie al Pesto)やトレネッテ・アル・ペスト(Trenette al Pesto)

独特の形状をしたパスタに、濃厚なバジルの香りが絡みつき、シンプルながらも奥深い味わいです。一口食べると、ジェノバの太陽と大地の恵みが口いっぱいに広がります。

港町の恵み!新鮮な魚介料理

ジェノバは港町だけあって、新鮮な魚介を使った料理も豊富です。市場には、色とりどりの魚介類が並び、見ているだけでも食欲をそそられます。

シンプルにグリルした魚介は、素材本来の味を楽しめる最高の料理です。また、魚介のスープ**「チュッピン(Ciuppin)」**は、漁師料理ならではの滋味深い味わいです。

サクサク食感がたまらない!フォカッチャ

ジェノバを歩いていると、至る所で見かけるのが**フォカッチャ(Focaccia)**です。

オリーブオイルと塩でシンプルに焼き上げたものから、ハーブや玉ねぎ、チーズなどをトッピングしたものまで、様々な種類があります。ジェノバの人々は、朝食やおやつ、軽食としてフォカッチャを日常的に楽しんでいます。私も街を散策しながら、焼きたてのフォカッチャをいただきました。外はサクサク、中はもっちりとした食感がたまりません!

旧港周辺の散策と海の幸

旧港(ポルト・アンティコ)周辺は、レストランやお土産屋さんが立ち並び、観光客で賑わっています。海を眺めながら、新鮮な魚介料理を味わうのは最高の贅沢です。

まとめ

ジェノバは、歴史的な建造物や美しい港の風景だけでなく、バジル香るペスト・ジェノヴェーゼをはじめとする美味しい郷土料理が魅力的な街でした。海の幸と山の幸が織りなす豊かな食文化は、訪れる人々を魅了してやみません。

今回のイタリア旅行記ははここまで。次回からは僕の新店オープンに向けての投稿が続きます。

お楽しみに〜!


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